港北区高齢者支援ネットワークは、2012年12月から、港北区のご高齢者が快適な在宅生活を過ごせるように、医療と介護をつなぐ支援チーム「港北区高齢者支援ネットワーク」を設立させ、区内のニーズに合わせたさまざまな研修会や市民公開講座等の活動を実施しているネットワーク組織です。港北区高齢者支援ネットワークは、港北区医師会、港北区歯科医師会、港北区薬剤師会、港北区在宅医療相談室、港北区在宅歯科相談室、港北区訪問看護ステーション連絡会、港北事業者連絡会「ガンバ港北」、港北区内地域ケアプラザ(包括職員)、港北区役所で構成されています。

2019年には、区内の認知症の方を支援する医療・介護従事者に役立つガイドを作成するためのプロジェクトチームを新たに立ち上げ、「港北区版認知症対応ガイド」を作成し、2021年に完成させました。この「港北区版認知症対応ガイド」は、誰でも、いつでも活用できるように港北区医師会ホームページ上に掲載しています。

また2021年には、横浜市のモデル事業として「糖尿病重症化予防委員会」を設立しました。糖尿病の重症化を予防するための研修会や事例検討会などを開催しています。その一つ、ご本人やご家族、また関わる医療・介護従事者らによる連携ツールとして「わたしの糖尿病連絡ノート」を作成し、現在その運用を進めております。

2023年1月、これらを含む港北区高齢者支援ネットワークの取り組み全体が評価され、港北区民表彰を受賞いたしました。今後とも、港北区民の皆様に役立つ情報を発信したり、ニーズに合わせた研修会などを企画運営したりと地域の医療・介護をつなぐ活動を継続させて参ります。