▼事例提供者
居宅介護支援事業所 ケアマネジャー
▼背景や生活状況、病状など
妻と2人暮らし。10年前から物忘れの症状が出現し、トイレに行ったことも忘れてしまう。日課の散歩はかかさず行っているが、妻は迷ってしまわないか心配している。
▼症状・BPSDに対して行った支援
デイサービスと短時間デイサービス、ショートステイの利用を行い、夫婦それぞれの時間を作った。
▼結果(その後のご本人、介護者の状態)
本人は、デイサービスでは楽しく過ごしている。 妻は、病院へ行ったり、趣味活動を行い、自身の時間を持てるようになった。
▼事例提供者
デイサービス 介護職
▼背景や生活状況、病状など
高齢者世帯。片麻痺、意欲低下がある。
▼症状・BPSDに対して行った支援
ケアマネジャーとの情報交換と家庭状況の聞き取りを行った。整容や排泄ケアに関しては、デイサービスで声掛けをして促していった。
▼結果(その後のご本人、介護者の状態)
整容への意識向上が見られ、介護者の負担軽減につながった。
▼事例提供者
訪問看護ステーション 理学療法士
▼背景や生活状況、病状など
妻と息子さんと3人暮らし。入退院を繰り返す中で日常生活動作の低下がみられ、現在、日常生活動作はほぼ全介助の状態である。
▼症状・BPSDに対して行った支援
ケア中に家族も交えて会話したり、本人の反応を見ながらケアを行った。 運動については、本人に聞きながら、無理のない範囲で実施をした。
▼結果(その後のご本人、介護者の状態)
話の内容によっては、本人の笑顔がみられた。 ベッド上での自発的な運動はないが、リハビリ時に出来る、出来ないなど簡単な返事をしてくれるようになった。
▼事例提供者
訪問看護ステーション 作業療法士
▼背景や生活状況、病状など
主介護者は娘さん。週3回デイサービス利用をしている。自発性はほぼなく、促しにより発語があったが、減少傾向である。手引き歩行はできるが、介護量が増大してきている。
▼症状・BPSDに対して行った支援
屋外歩行を行うなど、活動を積極的に促した。
▼結果(その後のご本人、介護者の状態)
屋外歩行などの刺激を受けた後は、起きている時間が多くなった。